蔵書点検とは
蔵書点検とは、図書館で所蔵している資料が正しい場所に収まっているか、行方が分からなくなっている資料がないか、また破損や汚損している資料がないか点検する作業のことをいいます。
作業の手順
- 図書・雑誌・視聴覚資料など、図書館で所蔵している資料に貼ってあるすべてのバーコードを、専用機器で一冊一冊読み取っていきます。
- バーコードを読み取り終わったら、集めた情報を元に所在不明になっている資料の一覧を作成します。
- 作成した一覧にしたがって、所在不明資料を探す作業を行います。
- 棚に入っている資料をすべて取り出し、棚をきれいに掃除すると同時に、破損や汚損している資料がないか確認します。
- 資料を分類番号順に並べる作業(配列規制)をし、正しい場所に収まっていることを確認します。
- このほか、利用者の皆様に気持ちよく利用していただくために、書架や資料の移動をしたり、古い資料をブックリサイクル用に抜き出す作業などを行ったりします。
蔵書点検の日程
年間を通して、利用数の少ない月を割り出し、なるべく利用者の皆様にご迷惑がかからないよう、市内図書館で割り振りをして日程を決めています。
お近くの図書館が蔵書点検のため休館している場合は、他の市内図書館をご利用ください。
利用者の皆様には、ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力をお願いいたします。