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カブトムシの謎をとく
蔵書数: 1冊 貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊 予約件数: 0件
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資料の状況
石和図書館 <120845458>
貸出可 / ヤングアダルト / / /486/コ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-480-68457-8
13桁ISBN 978-4-480-68457-8
書名ヨミ カブトムシ ノ ナゾ オ トク
著者ヨミ コジマ ワタル
叢書名ヨミ チクマ プリマー シンショ
分類記号 486.6
価格 ¥880
出版者ヨミ チクマ ショボウ
大きさ 18cm
ページ数 221p
一般件名 かぶとむし
学習件名 かぶとむし
学習件名ヨミ カブトムシ
抄録 知名度の高さにもかかわらず、わかっていないことが多いカブトムシ。子どものころから昆虫好きだった著者が、カブトムシの研究を始めたいきさつや、幼虫のくらし、活動時間をめぐる謎などについて解説する。
児童内容紹介 日本人にとってもっともメジャーな昆虫、カブトムシの生態には、まだまだわかっていないことが多い。「ほんとに夜型?」「天敵は何?」「大きさはどうやって決まる?」…。世界でも珍しいカブトムシの研究者が、これまでに明らかになった研究成果とともに、仮説の立て方、調査方法、分析の仕方を丁寧に紹介する。
著者紹介 東京大学大学院農学生命科学研究科で博士(農学)を取得。山口大学理学部講師。著書に「わたしのカブトムシ研究」「不思議だらけカブトムシ図鑑」がある。
目次
まえがき
  昆虫に夢中/思い出の池/魅惑の図鑑類/鳥への情熱/進化生態学との出会い/昆虫を研究対象に/山口の自然環境/[コラム]台湾での生活
第1章 カブトムシ研究者への道
  カブトムシの分類/カブトムシの種数/カブトムシは本当に1種類?/カブトムシの一生/成虫の短い寿命/幼虫の餌/オスの角と大きい体/ユニークな配偶行動/カブトムシと人間との深いつながり/都会派のカブトムシ/カブトムシは希少種だった?/[コラム]ナラ枯れとカブトムシ
第2章 カブトムシはどんな昆虫?
第3章 幼虫のくらし
  幼虫の餌の質が成虫の体の大きさを決める/発酵の進んだ餌の見つけ方/卵の大きさと成虫の大きさ/幼虫が成長するしくみ/幼虫はなぜつねに最大速度で成長しないのか/幼虫はいつ蛹になるのか/[コラム]“大きさ”って何?
  散らばる死体の謎/犯人はカラス?/もう一つの天敵/カブトムシはおいしい?/食べられたのはどんな個体?/大型の個体は食べられやすい/高い捕食圧/[コラム]タヌキが捕まえたのは?
第4章 カブトムシを食べたのは誰?
第5章 活動時間をめぐる謎
  小学生による大発見/1通のメール/面白い着眼点/「自由研究」から「学術論文」へ/You are never too young to be an ecologist/なぜ昼まで居残るのか/シマトネリコでは物足りない?/さらなる調査/オオスズメバチとカブトムシ/オオスズメバチを排除する/法則はシンプルだとは限らない/[コラム]屋久島での大発見
  遺伝か環境か/謎多きオキナワカブト/ユニークな屋久島のカブトムシ/九州のカブトムシ調査/短い角の進化史に迫る/素早く成長する北日本のカブトムシ/カブトムシの成長を記録する/成長速度を解析する/北海道の外来集団は進化しているのか/素早く成長するためのメカニズム/卵の大きさの地域変異/大きい卵を産む理由/[コラム]調査の間の楽しみ
第6章 カブトムシの生態の地域変異
  石垣島のジャコウアゲハ/恐れ知らずな有毒種/警戒心の強さ比較/場所を変えて調査/甲虫の“硬さ”は鳥からの防御に役立つ?/ウズラ以外にも通用するのか/食べてもらう工夫/鳥からの捕食回避/[コラム]逃避開始距離で警戒心の強さは本当に測れる?/[コラム]毒蝶は体温が低い
第7章 昆虫はどのように天敵から身を守るのか
あとがき
引用文献